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硤合憲三氏、ノーベル化学賞に選出 自己触媒反応の研究で

Japan

硤合憲三氏、ノーベル化学賞に選出 自己触媒反応の研究で

東京理科大学名誉教授の硤合憲三氏が、今年のノーベル化学賞に選ばれた。受賞理由は「不斉有機合成における非線形効果と自己触媒反応の発見」だ。

硤合氏の研究は、生命の起源にも関わる分子の謎に迫った。複雑な化合物には、鏡に映したような右手型と左手型があり、生体ではその一方だけでできているものが多い。

なぜ一方の型が作られるのかは、長く解明されていなかった。硤合氏は1990年代、一方の分子が触媒となり、自分と同じ型の分子を作る反応を突き止めた。

この自己触媒反応は「soai反応」とも呼ばれる。不斉有機合成の理解を進め、医薬品の開発にも道を開く研究として評価された。

硤合氏は東京理科大学で記者会見し、「まだまだ面白いことを」と語った。これまでにも日本学士院賞などを受けている。

高市総理は硤合氏に電話で祝意を伝え、研究が生命の起源という人類共通の謎の解明にもつながるとして、「日本人としてとても誇りに思っております」と述べた。

硤合氏は政府の支援に感謝を伝えた。高市総理は、学術研究のいっそうの発展のために尽力してほしいと話した。

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